白ねぎの呼び名について

白ねぎの呼び名について

白ねぎ(長ねぎ)も収穫する時期によって呼び名があります。基本的にねぎはねぎです。ただ、出荷する時期によって、品種の選定や栽培方法など少し変わってきます。はやし農園で作付けしている春ねぎ、夏ねぎ、秋冬ねぎについてお話しします。

 

 

春ねぎとは・・・?

春ねぎとは、春(大体4月~5月上旬ぐらいまで)に収穫時期を迎える白ねぎのことを言います。お盆前後に畑に苗を定植して順調に育つと、翌年の4月中旬から5月上旬あたりに収穫ができます。この時期に出荷する白ねぎは、ねぎ坊主が出てくる時期でもあるので、収穫は早めに行います。

 

 

初夏ねぎ・夏ねぎとは・・・?

初夏ねぎは、4月下旬から6月上旬あたりに収穫できる白ねぎのことを言います。10月に種をまき、12月に定植、翌年5月上旬から6月上旬に収穫できます。はやし農園では、この時期の白ねぎを最も得意としてます。価格は少々お高いですが、真っ白で白身が長く、そして太い白ねぎを販売できます。

 

夏ねぎは、大体6月中旬から8月下旬あたりに収穫できる白ねぎのことを言います。10月下旬から11月上旬にかけて種をまき、12月下旬から翌年1月上旬にかけて定植、6月中旬から8月下旬に収穫できます。はやし農園では、この夏ねぎにおいても得意分野です。初夏ねぎよりかは、価格は少し安くなります。

 

 

秋冬ねぎとは・・・?

秋冬ねぎは、大体10月から翌年3月頃まで収穫できる白ねぎのことを言います。3月頃に種をまき、5月に定植、早ければ10月から収穫でき、翌年3月まで収穫できます。はやし農園では、残念ながら秋の時期に出荷できる白ねぎは栽培しておりませんが、翌年1月から2月頃に収穫できる冬ねぎを栽培しています。冬ねぎは、霜や寒さにあたると、ねぎそのものが甘く育ちます。熱を加えることで、さらに甘みが増します。

 

 

白ねぎと言っても収穫できる時期によって、いくつも呼び名があります。その時期によってねぎの特徴が違いますが、年間通して栽培できる野菜です。白ねぎの特徴が違うので食べ比べてみるのも、良いかもしれません。

ページトップへ